「ゴルフはアプローチとパターだ。」
とはよく言われる格言のようなもので、まさにその通りだと思います。
以前、あるプロからも、
「トッププロとそれ以外のプロではそこまでショットに大きな差があるわけじゃない。」
という話を聞いたことがあります。(松山英樹とかトップオブトップに行ったら話は違う笑)
そこの差はアプローチとパターなんだそうです。
その中で、アプローチを切り取ると、僕の周りのアマチュアを見ても、アプローチに苦戦している人がたくさんいます。
そして、その多くの人が特に考えずにわざわざ難しい選択をしている気がします。
ゴルフは「判断と選択」のスポーツでもあると思います。
理由は止まった状態(判断をしやすい状態)で14本のクラブでどんなショットを打つか。(様々な選択肢から1つ方法を選ぶ)
その中で、多くの選択肢があることは、判断に迷いを生じさせます。
判断の迷いがミスショットに繋がる確率を上げる側面があるので、これを読んでいるみなさんも
「あー、あの時のショットで100を切れなかったな…」
「あそこでOBを打たなければ…」
なんて経験をお持ちだと思います。
その時に、そのショット以上に重要なのは、「いい判断で、いい選択をでできたのか?」
ということが非常に多いのがゴルフで、ゴルフがメンタルスポーツと言われる所以でもあります。
今回はアプローチを切り取り、少し当たり前のことを考えてみたいと思います。
クラブの形状のありのままに打つ
僕も10年ほどゴルフをやってきて、マニアックな部分もあり、いろんな大手メーカーのクラブからなかなか出会うことができない地クラブまで打たせてもらいました。
最近は大西ライオンさんのYouTubeにハマっています!w
特にこの「マスダゴルフ」さんの工場見学回は個人的に面白かったので、ぜひご覧になって見てください!
僕がウェッジを考えるときに、1番大事にするのが、ウェッジの打って欲しい状態のままで打つことです。(宗教っぽいw)
どういうことかというと、ゴルフは競技特性として、当たり前ですが、道具(ゴルフクラブ)を使ってボールを打つ球技になります。
よって、自分の感覚を道具に伝えて、イメージ通りボールを飛ばすわけですから、まずは自分よりも、よりボールに近い(実際にボールをコンタクトする)ゴルフクラブがどんな特徴があるのか?を知る必要があると考えています。
そして、そのクラブ(今回でいうとウェッジ)も、同じウェッジでも全然メーカーや種類によって特徴が違うわけです。
正直もう、無数にありすぎて訳わかりません。
バウンスが何度?とか
ロフトが何度?とか
グースがどんな感じ?とか
ヘッド形状は?とか
正直訳わかりません。w
初心者ならもはや呪文のようです。w
でも、それらは特性として、ある一定のライでの使いやすさだったり、抜けの良さだったり、ロブショットがしやすいであったりする訳です。
でも、僕らはそんなことわからずに、雑誌やYouTube、知人からの口コミ、プロ使用モデルなどで、クラブを購入することが多いのもまた事実。気づいたらウェッジが5組あるわ。(計10本)なんてこもざらにあります。(そうです、僕です。w)
結局、そんな選択肢の多さが迷いをうみ、その迷いが判断を鈍らせてミスショットをうむ。
ゴルフというスポーツの負のスパイラルですねwwwww
そんな時は、ゴルフクラブの形状のありのままに打つことをお勧めします。
そして、それが全ての基準の基本になると思います。
理由は、ボールにコンタクトするのはゴルフクラブだからです。
クラブをそのまま置いてそのまま打ってみる
やることは至ってシンプルです。
ゴルフクラブを形状通りに置いて見てください。
そうすると、フェイスが開き目になったり、閉じめだったり、グースが効いててフェイスが右目にきたり…色々あると思います。
そこにボールをセットして打つ。以上ですwww
影響力として、人がゴルフクラブ(道具)をうまく使って、ボールを目的に飛ばす競技なので、自分が思い切り動くのではなく、そのクラブ(道具)をうまく使う方が優先順位は高いはずです。
そして、そのクラブをうまく使うためには、クラブをクラブなりに使うことが1番シンプルでかつ効率的になります。
そして、自分が心地いい場所ではなく、そのクラブが心地いい場所に自分が立って、スイングをする。
意外と多いのは、すごくグースが入ってて、転がしに特化しているウェッジなのに、センターに置いて、クラブを開いて、オープンスタンスにして打っている人。
アプローチの打ち方として、クラブを開いて、オープンスタンスに立つのは正解ですが、そのクラブの特性的には難しい打ち方になる場合があります。
この場合、ウェッジを変えるか、それでも打てるようなスイングを手に入れるために練習をする必要があります。
クラブ特性は、バウンス、形状、ネックなど含めて、得意なボールの出し方、アシスト能力があるので、まずはそれをしっかりと引き出してあげるべきです。
そして、それが自分のイメージと合わないのであれば、ウェッジの買い替えを考える必要があるかもしれません。
ただ、そうやって自身のゴルフに合うウェッジを見つけることがすごく大切で、クラブの形状のありのままに打つことが心地いクラブは、あなたにとって色んな打ち方をするときに操作しやすいものになります。
ちなみに僕は、少し開き目のウェッジを愛用しています。そして、ウェッジを立てて、転がしのアプローチをするのが苦手て、クラブ自体もそうするとリーディングウェッジが刺さりやすいクラブを使っているので、転がす時は9番アイアイやパターを使用します。
その方が、結果的にミスが少なく、判断としても少ない選択肢からチョイスすることで、スーパーなショットは自分が心地良く、かつウェッジもそれを得意とするショットで、そして、それができない状況でも苦手な状況、選択肢はある種の諦めで、そこそこの成果を出せる選択をします。
そもそも選択肢を減らしているので、判断も迷うことが少なくなります。
参考になるかはわかりませんが、ぜひ皆さんも、自身のウェッジの形状のありのままの使い方を理解し、自身の感覚とすり合わせて、よりよい判断と選択ができれば、事故が事故を呼ぶことも大きく減ると思いますので、試して見てください。
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